雨にもまけず、風にもまけず 軟弱ライダー2号 北海道カブツーリング日記***

■****プロローグ
話は1999年の夏にさかのぼります。
私達の友人「軟弱ライダー2号」さんが、新潟・佐渡のツーリングへと出かけた時の事。
「台風が来ているから、キャンプは諦めてビジネスホテルに泊まった方がいいよ。」という私達の忠告を笑ってごまかし、佐渡の海辺のキャンプ場でテントを張った彼は、夜中に強風でテントを飛ばされそうになり、なんとか力づくでそれをたたみ、最後はシュラフにもぐりこんだ状態のまま力つきてその場で眠ってしまったそうです。
翌朝地元の人が通りかかり、、、、、「おいっ!!!生きてるかっ!!!」
どうも海から流れ着いた死体と間違われたようです!
また、雨女のちゅりとおそろいでカッパを購入したとたん、もともと雨男だった彼が超一流の雨男に。。。
以来、ちゅりは「超雨男」の称号を「軟弱ライダー2号」さんに進呈したのでした。
そんな彼が、今年(2003年)の夏、最近手に入れたカブ90で北海道へと旅にでました。
他にもリッターバイク、オフロードバイクをお持ちの彼が、何故カブで出かけたのかは、今もって仲間内の謎です。
その彼が、その「北海道カブツーリング日記」を、私達のページで紹介することを快諾してくれました。
ご本人はしごくまじめに旅を続けているのですが、次から次に起こる出来事は期待を裏切らないおもしろさです。
以下、台風10号とともに出発した、「軟弱ライダー2号」さんの「北海道カブツーリング日記」です。
北海道の写真とともにお楽しみください!
■****2003/8/9(土曜日)
朝、4時半起床。雨は降っていないが今にも降りそうな気配。とりあえず愛車に荷物を積み出発の準備をする。
「ああ、そうだ!出発の前に写真を撮らなきゃ!!」急いで寝ている親を起こし、文句を言われつつ自宅前にて写真をパチリ。
そして、5時半出発。どこまで降らないですむかな~と思いつつ国道6号を北上。しかし、10分もたたないうちにぽつぽつ降り始めた。
はっ、早すぎる~。やっぱりこうなるのか…。いつもの旅と一緒じゃん!!雨男はつらいよ…。。。
早速かっぱを装着し、ひたすら走り続けた。
いわき市に入った所でいきなりガス欠。「おかしいな~。もう少し走れるはずなのに…。」
結局、スタンドまで100mくらい押して事なきを得た。いきなりトラブルかよ~。先が思いやられるな。
その後、いわきの温泉(さはこの湯)にて休憩。ここはとにかく安い!そして物凄く熱い…。
仙台あたりまでは、降ったり止んだりではっきりしない天気。景色も単調で睡魔と闘いながら距離を稼ぐ。
そして本日のクライマックスに突入。
仙台市手前でとうとう台風に追いつかれ、暴風と豪雨の中約70km走り何とか、古川に到着。
さすがに(千代の富士風に)体力、気力の限界。。。本日はもう走ることが出来なくバイクを降りることにし、速攻でビジネスホテルに転がり込んだ。
本日の走行距離、約400km中、声を掛けられる事8回。(女の子からは一人もかけられなく、全員おじさん…)
昨日つくった、てるてるぼーずの効果は全くなし…。
二度とつくるもんか!!
本日の走行距離 約400km
■****2003/8/10(日曜日)
昨夜は缶ビール1本で秒殺。ぐっすり眠れてすこぶる体調がいい。
天気も昨日とはうって変わって晴天。昨日のことは忘れて今日からがスタートだと自分に言い聞かせて午前7時に出発。
とりあえず夜に八戸に着けばいいしな~、という訳で、まず目指すは中尊寺。やっぱり金色堂は観とかないと!
約1時間半で中尊寺に到着。駐車場は平坦な所にあるが、入口を見ると坂になってる。
くんくん、なんか匂うな~。嫌な予感…。やっぱり的中!一番奥までずっと上り坂。
こりゃ朝一からキツイな~。ただでさえ軟弱なのに…。
まぁ、金色堂が立派だったからいいや。
さて、次の目的地は遠野だ。「かっぱ」はいるかな??
休憩を何度か挟み昼近くに遠野のかっぱ淵に到着。
写真で何回か観ていたが実際に行ってみると、 「こんな所にいる訳ねーじゃん!」という感じ。ちょっとがっかり。
でも写真はパチリ。
午後3時頃宮古にて遅い昼食(海の幸)。
その1時間後、体調に異変が!な、な、なんだ!急に腹痛が。。。く、く、苦しい!もしかして、あたった…。
この後、合計5回のピットインを余儀なくされた…。
この時点で、普段ウォシュレットに慣れている俺のお尻は限界を超えた…。さらに、半袖で走っていた為、腕が日焼けしすぎてヒリヒリ。
ヒリヒリする所が2ヶ所…
今回の旅もトラブルがおおいな~。
そんなこんなで満身創痍ながら夜11時前に八戸のフェリーターミナルに到着。う~ん。台風の影響かバイクは少ないな。
でも、フェリーは何とか動いてそうだぞ!
本日の走行距離 約360km
■****2003/8/11(月曜日)
昨夜、八戸のフェリーターミナルにて小規模な宴会が開かれた。
関西人(デーブスペクター似)、モトグッチ乗り、実家が宮城の人そして、自分の計4人。やばいな~。年齢は自分が一番下かぁ…。
そして試合開始のゴング。まず関西人の野郎がしかけてきた。「オールドを日本酒で割ると美味しいよ!」
開始早々、いきなり渾身の右ストレートをモロに受けグロッキー状態。
その後も再三いいパンチを貰ったがダウン寸前でゴング(フェリーの乗船時間)に救われた。
もう少し続いたら間違いなく意識が無くなっていただろう。「よく耐えた」と自分を褒めてやりたい。
しかし毎度の事ながら、タフな試合だった…。
今回は、試合に負けて勝負に勝ったというところかな。
フェリーでは左側の奴のいびきであまり眠れず悲惨な目に。
たぶん自分も怪獣に変身していたと思うが、人の事をかまっている余裕はない。
13:30頃室蘭港に到着。またまた雨。カッパが大活躍だな~。
あ~ついてない!まともな日はいつ来ることやら…。
とりあえず苫小牧を目指し、さらに234号線で岩見沢方面へバイクを走らせる。
まずはホクレンで旗をGETしなくては。
しかし、ホクレンがなかなか見当たらない。地図を見ると苫小牧を過ぎたあたりで一軒ある。
ガソリンがギリギリだな。案の定、スタンド入り口でプスン。うあ、スタンドのおじちゃんに見られた。はずかし~。
夕方、岩見沢の温泉に入り12号線でさらに北上。
さぁ~て、今夜はどこに泊まろうかな~。
滝川で275号線に入り、午後8時、半当てにしていた温泉施設でキャンプが出来ない事が判明!
お~い、そりゃないだろ~。テント張るスペースいっぱいあるじゃんかよ~。
う~っ。ど~しよ~。や、やばい。寝場所が決まらない…
真っ暗だし、ガソリンはないし、スタンドは閉まってるし…
あ~あ。また野宿なのかなぁ…。いや、野宿だけは嫌過ぎる。なんとかキャンプ場を探さなくては。
そして、午後9時半過ぎに何とか寝床を確保。場所は秩父別。はぁ~、助かった。
あぶない、あぶない。なんか綱渡りだなぁ~。
本日の走行距離 約200km
■****2003/8/12(火曜日)
朝6時起床。「昨日遅かった割には早く起きれたな~」と自分に感心しながらお湯を沸かす。
普段あんまり飲まないのにキャンプの朝はコーヒーと相場が決まっている。
(インスタントだけど…)
タバコを吸いながらコーヒーを飲むとなぜか気力がみなぎってくるのだ。
(ちょっと大げさかも…)
キャンプ道具をしまい、7時に出発。長い一日になりそうだ。
今日の予定は、まず留萌を目指しそのまま日本海側を北上し宗谷岬に行くことだ。
走り出して約1時間、交差点でV-MAXが立ゴケするのを目撃。一人では起こせないらしく、ツレが手伝ってやっと起こせた。
その間、俺は交通整理に一役買った。(と言っても車は一台も通らなかったが…)
そして、午前10時頃天塩に到着。「おおっ、ここから先、稚内までの道を走りにきたんだ!」と、心の準備をして出発。
走り出してすぐ、頭の中では松山千春の「大空と大地の中で」のイントロが流れてくる。
前後に車がいなくなると「うぉ~~~」と叫びながら走っみた。う~ん。なんかすげー気分がいいぞ!!
実際走っている時は感じなかったが、文章にすると、ちょっと逝ってるような気がする…。
途中で写真を撮りつつ11時過ぎに稚内に到着。
雲が多くて利尻富士は見えなかったけど、いや~いい景色(気分)だった。
稚内のホクレンでは最北端のマークが入った旗をくれる、と知っていたので早速給油。
おお!これこれ!これが欲しかったんだ、と感激。
11時半過ぎに今回の旅の目的である宗谷岬に到着!
相変わらず人が多いな~。写真を撮るのに順番待ちしてるよ。と呆れながらも自分も列に並ぶ。
後から思うと、やっぱり証明写真は必要だよな~。と納得。
写真を撮って、売店で証明書を買い宗谷岬を後にする。
帰りは、真ん中の道で帰ってきて途中で豊富温泉で休憩。
この温泉は石油が含まれているらしく、浴室に入った途端すごい臭い!
これは長く入ってるとラリちゃうかも!浴槽には油が浮いてるし…。
でも、不思議なことに風呂上りはお肌がツルツルになっていた。
この時点では、このままのペースだと今日は旭川あたりでキャンプだな。と考えていた…。
しかし、順調に南下してきて旭川まで20kmの所まできたときに突然の豪雨にさらされ一瞬にしてパンツまでびっしょり!
今日は何も無くきてたのに、最後の最後で何でこうなるんだよ~。
キャンプの予定が気力がなくなり、放心状態のまま旭川市内の健康ランドに転がり込んだ。
ここで一ついい事あり。受付をする前に地元のおじさんから割引券を貰った。
ラッキー!通常より約1000円引きに。
しかし、約2000円なり。チャリーン
本日の走行距離 約500km
■****2003/8/13(水曜日)
朝6時に起床。天気はくもり。
昨日濡れたジーパンは朝になっても乾かず、そのままはいて出発。
最初に目指したのは美瑛。その中でも一番に行きたかったのは、セブンスターの木!
何せ自分が吸ってるタバコがセブンスターなもんで…。もちろん、記念写真!
ここで、春日部ナンバーのジェベル乗りに声をかけられた。彼は地元が三郷で自分が住んでいる金町のすぐそばとの事。
世間は狭いな~と実感。
美瑛を後にして、そろそろオイル交換をしようと思い、友人が知りあいの富良野にあるバイク屋を訪ねた。
と、ところが、お盆でお休み…。な、なに~!
しかし、お店の中では若いにーちゃんがスクーターを整備してるではないか!
お店を覗いていると、店の奥からおばさんが出てきた。「うちはお休みだよ。」
さらに、モジモジしていると「赤い旗が欲しいんでしょ?ちょっと待って!」といって旗を持ってきてくれた。
ち、違うのに…。
思い切って友人の名前を出してみると、「あっ、そう。わざわざどうも。」
お~い。これで終わりかよ~!
オイル交換も出来ず、失意のまま狩勝峠へ…。
峠をアクセル全開(時速40~50km)で攻め、清水町へ到着。
駅の近くのバイク屋さんで念願のオイル交換を行う。
もう帯広はすぐそこだ!気分よくバイク屋さんを出発した。
ところが、なかなか帯広に着かない…。
さらに走ると、また峠に突入。ちょっと待てよ!あれ!峠なんてないはずなのに…。
おかしいと思い標識を見ると札幌まで120km。なんと日勝峠を走っていた。うゎ~っ!ま、間違えた~。
なんで間違えたかわからないぞ~。結局、狩勝峠を2回も走ってしまった。。。
くそ~。間違えなければ阿寒湖あたりまで行けたのに。。。
今後の日程を考えて、やむなくえりも方面へ向かうことに。
愛国駅、幸福駅を見て、この日の寝床は虫類村のナウマン温泉に決定!(すごい名前だ!)
ナウマン温泉に向かう途中の更別村で、驚く出来事が一つ。
更別警察署の所で旗を振っている警察官を発見!左に寄るようにと指示をされた。
や、やばい!スピード違反か?でも、70km弱で走ってたからそれはないだろ~。ま、まさかな~。
ドキドキしながらバイクを止めると、歩道に地元の人たちがいてジュースを配っていた。本来ならば、一人一本のところを2本ももらちゃった。
嬉しいけど、驚かすなよ~。すげーびっくりしたじゃないか~。
後で、貰ったジュースを見ると愛媛産のパインジュースだった…。
地元の飲み物じゃないじゃん!



本日の走行距離 約370km
今日もいろいろあったぜ!!
■****2003/8/14(木曜日)
朝7時起床。今日は少しゆっくりめ。天気はくもり。
朝はやっぱり一杯のコーヒーから始まる。
そして、一服。今日は何もなく終わってくれよ…。
それにしても昨日は虫が多かった。足の数箇所を虫に食われて痒い…。
そそくさと荷物をまとめ8時に出発。
今日、目指すは襟裳岬。8年前に行ったきりだ。
出発して20分、ちょっと寒いな、一枚着るか!と思いセイコーマートに寄った。
先客がいた。ハーレー乗りだ。
挨拶をして世間話をすると、勤め先が西新井らしい。
しかも、金町の東急(スーパー)に出入りをしているとの事。う~ん。やっぱり世間は狭いと再認識。
これから、朝食(パン)を食べてからえりも岬に行くらしい。じゃ~、現地で会いましょう!と話をして先に出発。
広尾を過ぎたあたりで給油をしたが、まだ抜かれてない。
このままいけば、先に着くかも…。と思いながら先を急いだ。
黄金道路に出たあたりで、少し気温が下がってきたかな?風も出てきたぞ。。
少し走ってると、ちょっと寒いぞ!うわ、70km出すと風に煽られる!
さらに走ってると、手がかじかんで寒い!かっぱを着ないととてもじゃないけど走れない!!という状態になって、上下のかっぱを着込んだ。着替えてる間にさっきのハーレーに抜かれてしまった。
やっぱり大きいバイクは安定感があるな~。
それでも、ハーレーの5分遅れくらいでえりも岬に到着した。
「いや~寒いっすね~。かっぱを着なきゃとてもじゃないけど耐えられなかったですよ~。」と言うと、ハーレー乗りは、「俺も着ようか迷ったけど着た方がよかった…。」と言っていた。
岬は、ガスがかかって少し先しか見えない状態。
確か前に来たときもこんな感じだったような気が…。
う~、それにしても寒い!!
撮った写真を見ても寒そうにしているのがわかる。。
何せ、売店ではあったかい飲み物が売っているのだから…。
ここで、仲間を発見!カブ90で鎌倉ナンバー。推定22~23歳。
カブでの北海道は今年で4回目で、走行距離も40,000kmを超えているらしい。「仲間がいてよっかった!」と言っていた。
さすがに大洗からしか来たことがないらしく、自分が八戸から来たことを言ったら尊敬(バカに)された。
駐車場では、お祭りの余興をやっており見物した。半袖で踊っていたが、とても寒そう。
この後、静内温泉に行き、今日はここでキャンプ。余裕をもってキャンプするのは今日が初めて。
今までも、このくらい余裕があったらまた違っていたのに…。と少し後悔する。
テントを張った後、静内の街中にあるコインランドリーで洗濯。
実は、ここまでで持って行った長袖を全部着てしまい、明日着るものがなくなっていた…。
パンツ、靴下に限っては、すでに使い切っており、途中の100円ショップで購入していたのを装着していたのである…。
最後に、とうとうお尻の皮がむけた!
まだ3日あるのに…。ヒリヒリ!
本日の走行距離 約270km
■****2003/8/15(金曜日)
朝7時起床。いつものようにコーヒーとたばこで目を覚ます。
今日で北海道は最終日だ。
室蘭発19:15のフェリーに乗るから、17時頃までに室蘭に着くようにしよう。と思いながら片付けをはじめる。
8時出発、まずは向かうのは新冠。
以前だったら、牧場を何ヶ所も廻ってただろうな~。
でも、最近競馬より競艇だから以前程興味が沸かないな~。
なんて考えながら牧場を一ヶ所見物。
さて、行く所がなくなった。時間はまだあるしどうするかな?と考えながら苫小牧方面へ。
そうだ!温泉に入ろう!と思いつき地図とにらっめっこ。
洞爺湖温泉にでも行ってみるか!と場所を決めバイクを走らせた。
苫小牧から千歳、支笏湖を経由して昭和新山に到着。後で思えば、ここまでの走りは惰性で走ってた気がする…。
昭和新山で写真を撮り洞爺湖に向かう。
洞爺湖に着くと、ホテルがいっぱいあってどこで入浴していいか分からない。
お土産屋の人に聞くと、前は公衆浴場があったけど噴火でなくなっちゃったよ。大きいホテルは1000円くらいするからここがいいよ。と教えてもらった。
大和屋という所で、行ってみると結構汚い。看板に100%源泉。と書いてあったので、とりあえず入ってみることにした。
お土産屋のオヤジが言っていたとおり、入浴料は400円でリーズナブル。
一言いっておくが、決して料金に惹かれて入った訳ではない。
浴室に入ると、誰もいなく貸切状態。露天風呂はなく内風呂だけだったが大満足!
たまにはいい事もあるもんだ。
このあと室蘭港まで一気に走った。
今日は、何事もなくいい一日だった。。と思いきや、財布を覗くと夏目漱石が3人と小銭しか入ってない!
おかしいな??すぐに今まで使った金額を計算すると、あ、あ、合ってる…。
やばい!使いすぎてる!
ガソリン代くらいはあるし、まぁいいや明日考えよう。
本日の走行距離 約340km
道内での走行距離約1700kmでした。
これだけ走ればお尻の皮もむけるわけだ。
■****2003/8/16(土曜日)
昨晩はラッキーな事あり。
フェリーでトラックの運転手用のベットで寝ることができた。(お盆でトラックがいなっかった為空いていたのだ)
ざこ寝を考えていたからチョー嬉しかった。
神様もやっと味方についてくれたみたい。
朝3時に八戸港に到着。フェリーから降りるとポツポツ。。。あ、雨が降ってるじゃねーか!なんでこうなるのかなぁ~。
かっぱを装着して出発。
約1時間程走りコンビニで休憩をしていると、ホクレンの旗をなびかせた横浜ナンバーのハーレーが通り過ぎていった。
たぶん、同じ船に乗っていた人だ。
少しして自分も走り始め、とあるコンビニを通り過ぎるとさっきのハーレーが休憩をしている。
お、おもしれ~!どっちが早く着くか勝負だ!!と心の中で叫んだ。
途中かなり寒くなってきた。盛岡あたりでは気温14度。北海道より寒いんじゃねえか?
昨日から神様が見方についてくれたはずじゃ…。
しかし、ハーレーとの勝負は熱い!休憩のたび抜かれ、さらに向こうの休憩で抜き返すという激しいバトルになっていた。
仙台付近でそのハーレーは自分の5~6台前を走っていた。
ところが!!!
いきなり高速の入口へと向かっていった。
お、おい!下道で帰るんじゃないのかよ?
き、き、きたねーぞ!少し混みだしたら高速かよ~。そりゃないよ…。
あえなくバトル終了。
この後、完全に単独走行となった。
福島県に入る頃には手持が2千数百円。こりゃやばい、キャンプも出来ない!なんとしても、今日中に帰らなければ…。
さらに追い討ちをかけるように茨城県に入るころには本格的に雨が…。
朝八戸を出て15時間半、夜の7時前になんとか家にたどり着いた。
最後はやっぱり雨での締めくくり。。。。。
本日の走行距離 約620km
■****エピローグ by 軟弱ライダー2号
出発する前は、90ccという非力なバイク、八戸までの自走ということもあり不安でした。
しかし、普通のバイクで行くよりも声を掛けられる事もおおく、またたくさんの人にはげましてもらいました。
カブならではの旅が出来たのではないかと思います。
とても印象深い旅でした。
全行程 3,060km
